◇ 6月は、物色される個別銘柄の幅が広がりました。でも、注意銘柄の多くは動きがありません。弱々しい銘柄もあります。買い銘柄の動きを見ると、なかなか堅調ながら、際だって上伸するものはありません。ゆっくりと好転中、というところでしょう。
◇ 選挙を控えていますが、以前のように「自民党勝利、政権安定、株価安定」といった認識は薄れていると思います。現在はむしろ、利権を含む不合理な構造が壊れることに、国民もマーケットも期待しはじめているのではないでしょうか。政治と株価観測を直結させたくはありませんが、ひとつの観点として紹介しました。
◇ 今月は、注意銘柄の1つを買い銘柄に選定しました。大きな二番底から約2年、ゆっくりと下値を切り上げている銘柄です。
◇ 注意銘柄については、1銘柄を除外(TOBにより上場廃止予定)、1銘柄を新規選定という結果でした。
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◇今月の銘柄異動
倍化達成確認 0銘柄
新規買い選定 1銘柄
新規注意銘柄 1銘柄
注意銘柄から除外 1銘柄(TOBにより上場廃止予定)
※今後の展望を含めた詳細は、今月末に発行する『研究部会報』7月号に掲載します。
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2025年7月12日 林 知之