Vol. 325 上がったら下がる

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『ブレない投資手法 曲げない投資哲学』
 ~相場に立ち向かうための「起承転結」~

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 連載「トレード哲学」……2
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サラリーマン時代、壊れかけた会社の備品を手に支店長にお願いしました。
「買い替えてください」
数秒間考えた支店長が「まだ使える……」と気弱に答えたので、私はうっかり床に落としてしまい、仕方がないので「完全に壊れたので買ってください」とあらためてお願いしました。
今から30年前、初々しい社会人1年生が“引力”に負けたエピソードです(笑)。
 
 
前回のメルマガでは、「株は買うもの」という哲学を紹介しました。
 
「株は企業の持ち分、企業は利潤を追求する組織、
 → 価値の上昇を期待して”買う”のが当然」
 
これに対して、「株は売るものだ」という考え方があります。
 
株価を上昇させるエネルギーは、投資家の「買い」です。
売る人もいるから値段がついているのですが、“新規に買う”人が次々と参入してくる間は、株価が上昇していきます。
 
では、下げ相場のエネルギーは?
 
カラ売り筋が株価を下げる? いえ、ちがいます。
買いのエネルギーが衰えると下がるのです。
“新規に買う”人の増加ペースが弱まると株価の上昇は鈍り、そのあと「引力」で下げに向かうのです。
 
人気ゼロの安値圏では、上にも下にも力がかかっていません。
会社が成長して“実力”が上がれば、人気ゼロのときの株価も上がりますが、「上げ相場=力がかかって持ち上げられる」と考えるのが原則です。
 
「“買い”の力で株価が上がる(人気化する)動きは摂理に逆らっている」
「天井を打って下げていく流れは、非常に自然な方向だ」
 
こう考える人は、下げを狙う売り戦略(カラ売り)を好むのです。
 
ボールを高い場所に投げ込むのは難しい(引力に逆らうから)
ボールを高い場所から低い場所に落とすのは簡単(引力で勝手に落ちる)
という論理です。
 
 
56年前、1961年の今日4月12日、世界初の有人宇宙船、ソ連の「ボストーク1号」が打ち上げに成功し、乗組員のガガーリン少佐の言葉「地球は青かった」が流行語になりました。
 
宇宙船は引力に逆らって飛び上がります。
大暴騰する株価のごとく。
でも株価は、推力を必要としない宇宙空間まで到達することはありません。
 
 
林 知之

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