Vol. 379 ポジポジ病の治療法

「プロ投資家のインタビュー集に、どうしてギャンブラー?」
 
新刊について、こうした問い合わせをもらうことがあります。
決して、ふざけているわけではありません。
「このプロギャンブラーの章だけ読んでください」と言いたいくらいの気持ちで収録しました。
 
トレードとちがって「目の前の相手との駆け引き」もあるので、そんな話も面白かったのですが、彼の脳内はひたすら数学!
 
素人が勝手に想像するギャンブラー像、つまり「勝負だ~」なんてセリフはどこにもなく、とてもストイックで、緻密な計算ばかりで、しかし生身の人間を軸に情緒的な実践の思考を意識しているのです。
 
プロ投資家の集まりに、ギャンブラー新井乃武喜氏が参加した時、そこにいた全員がビックリしました。
 
「そのままトレードに通じるじゃないか!」
 
私がインタビューを申し込んだ、ちょっとビックリなきっかけでした。
 
ギャンブラーの考え方も百人百様ですが、新井乃武喜氏は「よい波が来たところがやめ時」だそうで、「最初の30分でポンポンとうまくいったら休む」「10時間以上負けて最後の30分で勝ったら休む」のだそうです。
 
ポジションを取らずにいられない、先人の教え「休むべし」を実践できない……いわゆる“ポジポジ病”を課題とする投資家は、ムリに休みをつくろうとして苦しいのかもしれません。
 
プロギャンブラー新井乃武喜氏が実践する休みは、「ブレーキ」ではなく「アクセル」という位置づけのようです。
 
 
林 知之

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