Vol. 386 オトナの「待つ」

「人は、間違った理由で結婚し、正しい理由で離婚する」
こんな言葉がありますが、未経験の世界に瞬発力で進むのですから、正しいも間違いもないと思います。
 
相場では、慌ててポジションを取りにいくのではなく、ジッと「待つ」ことが重要だと考えています。
 
「逃したらイヤだ」という心理でポジションを取っても、慌てて買うんじゃなかった……なんてオチが多いものです。
 
そう考える一方で私は、「瞬発力」という言葉を大切にします。
 
でも、「突発的な動きを動物のように察知する」とか、「短期で儲けて逃げる」イメージではありません。
 
単なる飛びつきではない、ちゃんとした瞬発力を発揮するには、「待つ」ことが第一だという考え方です。
 
・ポジションなしで値動きを見る(チャンスを待つ)
・波に乗れたらねばる(ポジションを維持して待つ)
・ダメだと思ったらサッと切る(次のチャンスを待つ)
 
「瞬発力」があるから、待つことができるのです。
 
理解しても実行できない、体が動かないのが悩みのタネで、無責任な相場格言などは、落ち込むだけで逆効果ですが、視点をずらしてみると意外とカンタンだったりします。
 
私の提案は、「少し長めの期間を意識する」こと。
 
売買の期間が1週間なら、月単位で上げ下げを観察する。
1カ月を目安の売買なら、半年、1年のトレンドに目を向ける。
 
FX取引の世界では「上位時間足」、いつも使っているチャートよりも長い期間のものを見る、という発想があるようですが、道具を増やすよりも、つい近視眼的になる傾向に注意すれば、スッキリとバランスが整うと思うのです。
 
ちなみに、土日にじっくり考えて月曜日に新しいことをするのは、「待つ」ことを放棄しているケースが多いはずです。
 
 
林 知之

億トレIII ~プロ投資家のアタマの中~億トレIII ~プロ投資家のアタマの中~

名人、変人、天才、奇才......時に様々な呼ばれ方をする真(ホンモノ)の相場師、専業トレーダー等、....

凄腕ディーラーの戦い方~億を稼ぐトレーダーたちII~凄腕ディーラーの戦い方~億を稼ぐトレーダーたちII~

今日読んで明日から儲けたい......そんなムチャな要求に迎合することなく、トレードで真に大切な事柄....

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