Vol. 467 一生に一度の買い場?

ショック安で低位株の買い場が近づいた?
『研究部会報』2020年3月号は、3月31日発行。
 
 

株式市場は大きく動いています。
 
「下げを加速させたのは、コンピュータによる高速売買(HFT)だ」という意見も出ていますが、そういったことは今後に議論されることで、現時点で大切なのは次の2つでしょう。
 
・市場で成立した価格は厳然たる事実
・この変化をどう受け止めてどう動くか
 
そんな地味な考えを否定するように、「株のバーゲンセールだ」という意見があります。
 
 新型コロナウイルスも、いずれは終息する
 金融市場に亀裂は生じていない
 今が一生に一度の買い場だ!
 
状況の分析に異論はなくとも、チャートのタテ方向だけに目を向けて「ここで買わなくちゃ!」と力を入れるのはよろしくありません。
 
もともとの戦略があるのなら、そのとおりに行動するべきです。
ツッコミで買い向かうのも、
戻りが早い銘柄を狙うのも、
「自分の出番だ」と考えてやるべきです。
 
勝ち負けはわかりませんが、結果(損益)をコントロール可能だからです。
 
でも、思いつきで動くのだけは控えなければなりません。
偶然勝つかもしれませんが、大きく勝つかどうか不明なうえ、負けたときに打つ手が見つかりません。
 
たまたま勝ったことで「わるいクセがつく」、という懸念もあるでしょう。
 
今後の株高が望めるなら、十分に落ち着いた段階で戦略を整えるのが王道です。
 
私は、直近が“幻の安値”になる可能性よりも、下げのあとに到来する「整理の期間」を重視します。
特殊な例を捨て、標準モデルで考えるということです。
 
少なくとも、初心者が投資をスタートする好機でもなければ、急ぎ売買資金を増やして攻める場面でもありません。
 
むしろ、次のチャンスを狙うべく、現金比率を高めることを考えるのが、至極健全なことだと思います。
 
 
林 知之

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