中源線シグナル配信(用語解説)

中源線シグナル配信

中源線シグナル配信とは、中源線建玉法による個別銘柄のシグナルをWeb上で見ることのできるサービスです。単なる予想ではなく、ロジックを公開している中源線を深く理解し、トレードのツールとして使いこなすための情報として、林投資研究所が発信するものです。

  • 中源線研究会の登録ID・パスワードで、トップページの閲覧が可能です。
  • オンラインショップの一覧画面が表示されます。

全市場とは

中源線シグナル配信における「全市場」とは、林投資研究所ユニバース、東証一部市場、東証二部市場、マザーズ市場、JASDAQ市場のすべての銘柄を指します。

  • 2022年4月4日より、東証の個別銘柄は新しい区分「プライム」「スタンダード」「グロース」に分類されていますが、データおよびプログラムの改修作業が完了するまでの間は旧区分「東証一部」「東証二部」「マザーズ」「JASDAQ」のまま表示します。

ユニバースについて

林投資研究所が、独自の検証によって選定した「中源線建玉法」による売買対象候補の銘柄群です。

ただし、あくまで参考指標であり、この銘柄による売買を「推奨」するものではありません。中源線研究会の活動における「研究対象銘柄」とお考えください。
なお、ユニバースの銘柄は、定期的に見直して入れ替えます。

キザミ設定について

ユニバース銘柄も市場別に表示する個別銘柄も、銘柄ごとに林投資研究所が最適と判断した値を設定しています。
同じ銘柄でも当然、価格帯に応じて設定が変わります。

法示について(凡例)

項目 内容
法示 買いシグナル(サイン)・売りシグナル(サイン)のこと。中源線建玉法の法示には、「陽転」「陰転」「再陽転」「再陰転」「買い増し」「売り増し」「手仕舞い」がある。
陽転 中源線が陰線(売り線)から陽線(買い線)に転換すること。中源線建玉法では、「普通陽転」「42分陽転」「同時陽転」がある。
陰転 中源線が陽線(買い線)から陰線(売り線)に転換すること。中源線建玉法では、「普通陰転」「42分陰転」「同時陰転」がある。
再陽転 陰転後、順行新値2本目をつけずに逆行して、再び陽転すること。中源線建玉法では、「普通再陽転」「42分再陽転」「同時再陽転」がある。
再陰転 陽転後、順行新値2本目をつけずに逆行して、再び陰転すること。中源線建玉法では、「普通再陰転」「42分再陰転」「同時再陰転」がある。
1/3買い増し 3分の1を買い増し。
1/3売り増し 3分の1を売り増し。
1/3手仕舞い 3分の1を手仕舞い。
2/3手仕舞い 3分の2を手仕舞い。
3/3手仕舞い 3分の3を手仕舞い。
  • 手仕舞いにおいては、「同じ規定の連続は、重ねて用いない」(書籍第二部25ページ、第三部25〜27ページ[注20])と規定されています。同じ手仕舞い規定が重複した場合、シグナル配信のプログラム上、「手仕舞い法示が出た」「しかし見送り」という意味で、以下のような表示にしてあります。また、残玉不足で売買アクションがない場合も、同様の表示です。

    「1/3手仕舞い 見送り」 「2/3手仕舞い 見送り」 「3/3手仕舞い 見送り」

売買について(凡例)

項目 内容
1/3買い 3分の1を新規買い。
2/3買い 3分の2を新規買い/1/3を買い手仕舞い+1/3を新規買い。
3/3買い 3分の3を新規買い/1/3を買い手仕舞い+2/3を新規買い(再転換)/2/3を買い手仕舞い+1/3を新規買い。
4/3買い 3分の3を買い手仕舞い+3分の1を新規買い/2/3を買い手仕舞い+2/3新規買い(再々転換)。
項目 内容
1/3売り 3分の1を新規売り。
2/3売り 3分の2を新規売り/1/3を売り手仕舞い+1/3を新規売り。
3/3売り 3分の3を新規売り/1/3を売り手仕舞い+2/3を新規売り(再転換)/2/3を売り手仕舞い+1/3を新規売り。
4/3売り 3分の3を売り手仕舞い+3分の1を新規売り/2/3を売り手仕舞い+2/3新規買い(再々転換)。
  • 転換時には、手仕舞いも新規も売り買いの別が同じになります。いずれにしても、合計の売買(実際のアクション)が以上の通りにあり得ます。

残玉について(凡例)

項目 内容
残1/3買 残玉が3分の1買い建玉。
残2/3買 残玉が3分の2買い建玉。
残2/3買 残玉が3分の3買い建玉(満玉)。
項目 内容
残1/3売 残玉が3分の1売り建玉。
残2/3売 残玉が3分の2売り建玉。
残3/3売 残玉が3分の3売り建玉(満玉)。
残なし 残玉がない状態。ノーポジション。

権利落ちについて

配当落ちは無視し、単純に終値の絶対値を結んで中源線で判断します。

  • 株式分割または併合の場合は、別項の説明をご覧ください。

気配値について/当日「不出来」の場合

取引所の特別気配(いわゆる「買い気配」「売り気配」)は価格として採用せず、あくまでもその日の最終価格を終値として採用し、その値を基に分析します。
約定がなかった場合(いわゆる不出来)は、前日の終値を当日の終値として採用し、中源線の判断を行います。したがって、同じ大引値が連続する「同事」となります。

  • 当日が不出来だった場合、価格表示は「-円」となりますが、中源線による判断は上記の通りです。

株式分割/併合について

株式分割や併合があっても修正株価を算出することはしません。あくまでも無修正の終値データを用いるので、株式分割または併合があった場合、中源線を連続しないのが原則です。しかし、当日夕刻の定期データ更新では、分割・併合を考慮しないまま計算した中源線の判断が表示される場合があります(実質的に転換しないものの、分割によって陰転する、併合によって陽転する、といったケース)。中源線シグナル配信では、定期データ更新後に再度、分割・併合の情報を追加したデータによって再計算し(当日の夜間、あるいは翌日の定期更新時)、それまでの中源線判断を引き継いだ正しいシグナルを表示します。

  • 分割・併合の頻度は非常に低いのですが、市場全体では件数が増加しています。観察している銘柄、すでに手がけている銘柄について情報を確認するなど、十分に注意してください。

上場市場について

グロース市場の銘柄が上場、スタンダード市場の銘柄がプライム上場、プライム市場からスタンダード市場への指定替えなど、上場する市場が変更になった場合の区分変更あるいは追加・削除は、1カ月に1回程度の頻度で行います。即座に反映されないケースがありますので、ご了承ください。

シグナル配信の時刻等

シグナルは、東京証券取引所における午後3時の大引値を基準に計算します。配信は午後4時半までに完了することを目指していますが、取引量が多い場合には元データの取得が想定時刻よりも遅れることがあります。また、インターネット通信の状況をはじめとするデータ更新環境の問題によって、配信が遅延することもあり得ます。

重要事項と免責事項

このサイトでは、林投資研究所で販売している書籍『中源線建玉法』に基づいた売買シグナルを提供します。

中源線建玉法を利用する投資家を対象に、中源線をより深く理解して上手に活用してもらうことを目的とします。

有料による情報提供は林投資研究所が行う助言業務です。クーリングオフの対象となるほか、中途解約にも応じます。詳しくは、契約の際に発行する「契約締結前の書面」をよくお読みください。

このサイトで提供する情報は、利益または運用成績を保証するものではありません。
ネットワークやサーバの障害、災害など避けられない事由により、想定した時刻にデータを配信できない場合があり得ます。

株式の分割・併合があった場合、当日夕刻のデータ更新では分割・併合を考慮しない中源線の判断が表示される場合があります(詳しくは「株式分割/併合について」の項を参照)。

新規上場や市場変更により、シグナル配信の対象外となる場合があります。